コース名 | 科目名 | 対象学年 | |||||||||
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公衆衛生社会医学 | 環境社会医学 | 4 | |||||||||
開講学期 | 科目責任者 | 副責任者 | 全体資料 | ||||||||
1学期 | 大槻 剛巳 | 西村 泰光 | 無 | ||||||||
一般目標[GIO(General Instructional Objective)] | |||||||||||
1. 人間を取り巻く自然・社会環境因子と健康や疾病との関連を探求し,広く社会医学・公衆衛生学・予防医学・環境医学と称される学問領域において,特に環境保健・食品保健と栄養・感染症・労働衛生についての理解を深める。 2. 現代の生活が環境に何をもたらし,それらが人々の健康にどのように影響し,どのような仕組みで対策が講じられているのかを学習し,何をすべきかを理解する。 3. 食生活の安全を確保するために,食中毒や食品の安全性評価について理解するとともに,栄養についての正しい知識と実践を健康に結びつけることができるように,掌握する。 4. 感染症の成立要因と伝播形式を理解し,発生や流行の状況,蔓延の予防の方策について把握する。 5. 働く人々の健康を支える仕組みや管理,そして有害因子への対策を理解した上で,現在問題となっている心の健康についても,特に労働現場での対応を把握し身に付ける。 6. 関連他施設の見学実習を通して医学生ならびに医師として必要な知識・態度・行動を身に付ける。 |
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行動(到達)目標[SBOs(Specific Behavioral Objectives)] | |||||||||||
1. 地球環境の問題と健康の関わりを説明できる。 2. 生活環境の保全について,上下水道や廃棄物処理も含めて説明できる。 3. 公害の要因や対策,現状の環境からの健康障害について説明できる。 4. 食品の安全について,その動向,食中毒,衛生管理について説明できる。 5. 国民の栄養について,現状,健康との関連,食育,食事摂取基準について説明できる。 6. 感染症の成立要因や流行・種類とともに,それらの動向と法的規制について説明できる。 7. 感染症の予防対策について説明できる。 8. 主要な感染症について,概要とともに予防の実際を説明できる。 9. 労働環境や労働に伴う健康障害の状況について説明できる。 10. 労働衛生管理について説明できる。 11. 職業性疾病と関連する健康課題,健康増進とともに心身ともに働きやすい職場環境について説明できる。 12. 保健・医療・福祉・介護関連の施設,産業現場の見学実習を通して,見学者,医学生,医師に必要な人間性および態度を習得・向上し,適切に行動できる。 |
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授業計画 | |||||||||||
回数 | 月日 | 曜日 | 時限 | 区分 | 担当者 | 所属 | 授業内容 | コアカリ項目 | |||
1 | 4/ 3 | 月 | 3 | 講義 | 大槻・吉留 | 衛生 | 環境社会医学ユニットの【見学・実習】,【e-Testing】,【VOD】のオリエンテーション 法医学領域の【見学】,【e-Testing】のオリエンテーション |
B-(1), B-(2) B-(6) |
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2 | 4/12 | 水 | 2・3 | 講義 | 大槻 | 衛生 | 環境保健:地球環境,環境汚染,公害,放射線,住居環境 | B-(1)-1), B-(1)-2) B-(1)-3), B-(1)-4) B-(1)-6), B-(1)-8) B-(1)-G |
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3 | 4/12 | 水 | 4~6 | 実習 | 大槻・吉留 武井・松﨑 |
衛生 | 見学・実習1回目 | B-(1)-1), B-(1)-2) B-(1)-3), B-(1)-G B-(2)-1), B-(2)-3) B-(4)-G, B-(5)-1) B-(5)-3), B-(5)-4) |
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4 | 4/19 | 水 | 3 | 講義 | 西村泰 | 衛生 | 環境保健:上下水道 | B-(1)-3), B-(1)-4) | |||
5 | 4/26 | 水 | 2・3 | 講義 | 大槻 | 衛生 | 食品保健:食中毒と食の安全,国民栄養 | B-(1), B-(3) B-(4), E-1-(1)-5) |
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6 | 4/26 | 水 | 4~6 | 実習 | 大槻・西村泰 松﨑・李 |
衛生 | 見学・実習2回目 | B-(1)-1), B-(1)-2) B-(1)-3), B-(2)-1) B-(2)-3), B-(4)-G B-(5)-1), B-(5)-4) |
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7 | 5/10 | 水 | 3 | 講義 | 西村泰 | 衛生 | 環境保健:騒音・振動の健康影響と対策,産業保健:気圧・物理的要因,作業態様・VDTによる健康障害 | B-(1)-3), B-(5)-4) | |||
8 | 5/17 | 水 | 2・3 | 講義 | 大槻 | 衛生 | 産業保健:総論,労働衛生対策,労働災害,産業中毒(金属・ガス・農薬など) | B-(5)-4) | |||
9 | 5/17 | 水 | 4~6 | 実習 | 大槻・吉留 武井・李 |
衛生 | 見学・実習3回目 | B-(1)-1), B-(1)-2) B-(1)-3), B-(2)-1) B-(2)-4), B-(3)-5) B-(5)-2), B-(5)-3) B-(5)-4) |
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10 | 5/31 | 水 | 3 | 講義 | 西村泰 | 衛生 | 産業保健:粉じんによる障害(じん肺)の総論 | B-(5)-4), D-6-(4)-③ D-6-(4)-⑥, D-6-(4)-⑨ |
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11 | 6/ 7 | 水 | 2・3 | 講義 | 大槻 | 衛生 | 感染症:疫学 | B-(5)-11), B-(5)-12) E-1-G |
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12 | 6/ 7 | 水 | 4~6 | 実習 | 大槻・西村泰 松﨑・李 |
衛生 | 見学・実習4回目 | B-(1)-1), B-(1)-2) B-(1)-3), B-(1)-4) B-(2)-3), B-(4)-1) B-(4)-G, B-(5)-2) B-(5)-3), B-(5)-4) |
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13 | 6/21 | 水 | 2 | 講義 | 西村泰 | 衛生 | 産業保健:粉じんによる障害(じん肺)の各論 | B-(5)-4), D-6-(4)-③ D-6-(4)-⑥, D-6-(4)-⑨ |
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14 | 6/21 | 水 | 3 | 講義 | 大槻 | 衛生 | 感染症:予防と流行対策 | B-(5)-11), B-(5)-12) E-1-G |
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15 | 6/21 | 水 | 4~6 | 実習 | 大槻・西村泰 吉留・武井 |
衛生 | 見学・実習5回目 | B-(1)-1), B-(1)-2) B-(1)-3), B-(1)-4) B-(2)-1), B-(2)-3) B-(4)-1), B-(4)-G B-(5)-2), B-(5)-3) |
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評価方法 | |||||||||||
[定期試験] 85%(五者択一もしくは択二の問題をe-Testingで実施する。) [実習点] 15%(見学・実習を5回実施する。) [備考] 見学実習に正当な理由なく欠席した場合は,科目評価自体を欠点とする。見学実習については,集合時刻,態度,服装なども含めて総合的に評価する。将来医師になる者として,保健医療・公衆衛生等に関連した必須の施設の見学実習であり,またすべて学外他施設を訪問することになる。先方の施設の方々は,医学教育に多大なご理解を頂きボランティアで受け入れてくださっていることを十分に弁えて,しっかりと学習すること。そして質問なども積極的に行うこと。感想とレポートはWEB投稿とする。 |
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課題(試験やレポート等)に対するフィードバックについて | |||||||||||
種々の課題・問題については,教室WEBで開示する。見学・実習レポートについては,見学先施設からの感想などを適宜伝える。 | |||||||||||
教科書 | |||||||||||
ISBN-9784896326086, 公衆衛生がみえる2016-2017, 医療情報科学研究所(編集), メディックメディア, 2016/03/12 |
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参考書 | |||||||||||
ISBN-4910038540859, 国民衛生の動向 2015/2016 2015年 08 月号 [雑誌]: 厚生の指標 増刊, 財団法人 厚生統計協会(編集), 厚生労働統計協会, 2015/08/22 ISBN-9784524263158, NEW予防医学・公衆衛生学 (Nankodo’s essential wellーadvan), 岸 玲子(編集), 大前 和幸(編集), 小泉 昭夫(編集), 古野 純典(編集), 南江堂, 2012/04/01 ISBN-9784780706017, 分子予防環境医学―生命科学研究の予防・環境医学への統合, 分子予防環境医学研究会(編集), 本の泉社, 2010/12/01 |
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予習・復習 | |||||||||||
予習・復習ともに大槻担当領域についてはVODで十分学習してください。また大槻担当領域では,生講義では,この領域や教室が専心している最近の研究の話題,あるいは社会や生活に根ざした情報を伝えていこうと思いますので,興味と向学心で聴いてくだされば幸いです。 | |||||||||||
講義についての注意事項 | |||||||||||
【定期試験】85% 五者択一もしくは択二の問題をe-Testingで実施する。 【見学実習の感想とレポート】15% 見学実習に正当な理由なく欠席した場合は,科目評価自体を欠点とする。見学実習については,集合時刻,態度,服装なども含めて総合的に評価する。将来医師になる者として,保健医療・公衆衛生等に関連した必須の施設の見学実習であり,またすべて学外他施設を訪問することになる。先方の施設の方々は,医学教育に多大なご理解を頂きボランティアで受け入れてくださっていることを十分に弁えて,しっかりと学習すること。そして質問なども積極的に行うこと。感想とレポートはWEB投稿とする。 【e-Testing】テスト(期末・補充)はマルチメディア教室でe-Testingで実施する。 【VOD】video on demand (VOD)形式の授業を取り入れる。VODは,授業内容を繰り返し視聴の上,閲覧できるように構成されており,ID・PWにて,個人PCやスマホ,タブレットなどでも閲覧できる方式をとる。 【ID・PW】e-testingあるいは見学実習の感想とレポートの提出,VODの視聴にはIDとPWが必要で,PWについては,学生個人々々で掌握していかなければならないことを十分理解しておくこと。 【教科書】2015年2月発刊のものであり,もし記載内容が刷新された場合には,授業の中で伝えるようにする。 |
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オフィス・アワー、連絡先 | |||||||||||
衛生学 大槻 金曜日午後 ただし,学会や大学業務に関連した出張で不在の場合も多いです。メール([email protected])で連絡を取ってくれたほうが対応も迅速にできると思います。 お互いに頑張りましょう! (※氏名・連絡先が記載されていない授業担当者に質問・相談等がある場合は、授業終了後に教室で質問を行ってください。) |
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昨年度からの変更点・改善項目 | |||||||||||
2016年度から少し講義のコマ数が減少しましたが,見合うだけのVODで対応します。 | |||||||||||
卒業認定・学位授与の方針と当該授業科目の関連について | |||||||||||
臨床実習開始のために必要な医学知識を習得し臨床医科学を理解する。 | |||||||||||
ナンバリング | |||||||||||
SLHY415 |